ポイント・オブ・コンプロマイズ（ＰＯＣ）というのは、偽造カードの基礎データになるカード会員番号などが流出しているおそれがあると見なされるカード加盟店のことをいいます。

ＶＩＳＡやマスターカードでは、1991年から1992年にかけて、このようなポイント・オブ・コンプロマイズと通じて作成された偽造カードの不正使用を防止するために、ＣＶＶやＣＶＣなど特殊数値をカードの磁気テープに入力する対策を打ち出しました。

ホットカードというのは、偽造、紛失、盗難などによる、「正当」または「有効」とは認められないカードの俗称です。

法人カードというのは、「コーポレートカード」ともいいますが、カード会社が取引先企業の従業員向けに発行するカードのことをいいます。

法人カードの企業側のメリットとしては、次のようなことがあげられます。

■利用代金は企業あるいは部署単位に請求されるので、経費の一元管理に寄与する。
■利用から代金決済までに猶予期間があるので、効率的な資金運用を図ることができる。
■交通費や交際費等の仮払い、清算などの現金出納業務が簡素化できる。...など

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